高速学習の話題から、ちょっと脱線です。
先日、アマゾンでカリスマバイヤーといわれた土井英司さんの出版記念講演会に行ってきました。
はっきりいって大感激の内容でした。
主催者もびっくりで、通常の講演会では講演者の本を販売しても、せいぜい20冊止まりなのが、50冊完売御礼。公演後の立食パーティーでは、多分、参加者全員が列を作りサイン&握手&ショートトークのおねだり(これは元々予定外だったようです)。土井さんは食事をとることすらできないまま終わりました。(^^)
この講演で「よし、おれも学んで一流になるぞ!」と興奮気味に声を上げていた人たちがいました。おそらく、多かれ少なかれ、誰もが「伝説の社員になりたい」という気持ちを持ったと思います。
さて、問題はここから。
この熱い気持ちを行動に変えることができ、その行動が成果に結びついたという人が、どのくらい出てくるのか。
多分、5%未満。まぁ、だからこそ伝説になるのは難しいわけですが。
一流になるには、ストイックに自分を磨かなければなりません。オンリーワンの存在になるためには、土井さんの言葉でいうと「変態的にがんばれる領域」で、とことん闘わなければならないわけです。
そして、それを可能にするためには成長し続けなければならないし、成長するためには学び続けなければならないのは当然のことです。
社会人の学びといえば、セミナーか読書か、というところでしょう。そして、やはり読書こそ社会人の学びの中心になるだろうと思います。
しかし、その読書が「成果」に結びつき、その人の「成長」につながっているかというと、かなり疑問です。
もし、あなたがビジネス書を読んで、最初に「あ~、素晴らしい本だった!」という感想を持ったとしたら、あなたの読書はきっと成果の上がらないものになっているかも知れません。
「感心」「感激」は、ビジネスには何の役にも立ちません。
ただし、感性を豊かにしてくれる可能性はあります。それを否定するつもりはありませんし、それはむしろ素晴らしいことだと思います。あくまで「成長」のための「投資」としての読書という視点での話です。
読む本とあなたの仕事との関係にもよりますが、普通、1冊の本から吸収でき、行動に結びつき、知恵に変わるような情報は、それほど多くないはずです。
「この本をものにしたい」なんてどん欲になって、一字一句を丁寧に読んでしまうと、時間ばかりが流れてしまい、結局は全体が「あ~、いい本だった」という印象だけになってしまかねません。
それなら、最初から3~5つの「行動に結びつく気づき」を得よう!というスタンスで読んでみたらどうでしょう?
読みながら線を引き、できることならノートにその言葉を書き出します。このとき、ぜったいに本文をそのまま引用すること。マインドマップなどに書き落とすと、言葉の強さが拡散して薄められてしまう可能性があります。(誤解の内容に補足しますと、本の全体像を俯瞰したり、アイディアを整理したり、逆に広げていったりする場合にはマインドマップは最強のツールになります。あくまで「作者の言葉」を自分のものにしたいなら、という条件での話です。)
例えば、冒頭に紹介した土井さんの処女作「成功読書術」という本。この本をどう読むか?ということで、その人の読書のスタンス、姿勢が問われてくるでしょう。
単純に「名作を紹介している書評の本」ととらえてしまうと、「ふ~ん、いい本があるんだな~」で終わってしまうでしょう。しかし、ビジネスで成功する、人生で成功するためのノウハウを凝縮したハウツー本ととらえて読むと、明日からのビジネス・行動に活かせるヒントが満載です。
ぜひ、「自分の行動を変えるヒントをつかむぞ」という目的意識を持って、線を引きながら読んでみてください。読み終わったら、線を引いた箇所を抜き出し、ノートに書いておきましょうね。
投資として本を読むなら、知行合一のココロで「行動につながる読み方」を意識してみましょう!
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http://sr20.iza.ne.jp/blog/trackback/190900
2007/06/08 18:48
初めまして、ブログを読んで刺激を受けました^^
私も本は大好きで様々な種類を読むんですけれど
感動するためだけに読むわけではありません
成長のスパイス、本を通して知識・知恵・経験を得ること・・・
私にとってビジネスは、人を幸せにするものであり、誠実なもの☆
そしてひらめきの実践です
ブックマークしちゃいますねっ♪
2007/06/08 18:54
2007/06/09 08:16
ども~。お初です。
ビジネスに携わる者、ビジネスを創っていく者にとっての読書というのは、いわゆる学校で学んできた読書とは違いますよね。(^^)
>私にとってビジネスは、人を幸せにするものであり、誠実なもの☆
>そしてひらめきの実践です
素晴らしいですね。同感です。
そして、そのためにもビジネスを創る者は進化・成長を続けなければならないな~と思います。
ぜひ、今後ともどうぞよろしくお願いします♪
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by 寺田 昌嗣
とある社長の子育て戦略